家族になるということ。
主人と久々に大きく喧嘩しました。
原因は、私のズレた気遣いでした。
主人にはずっと祖父のお葬式や通夜には来なくてもいいからと言っており、
うちの家族にもそれで話を通していました。
あちらの両親から香典を託けると言われても、悪いからと断り、
お葬式の日にちも伝えず、事後報告にしました。
すると、LINEがそっけないそっけない。
何か悪いことしたかと思って、土曜日に電話。
俺も家族なのになんで教えてくれないんだ。
扱いが雑すぎる。
私の頭の上には最初
????
ってクエスチョンマークだらけ。
だって来なくていいから、ってずっと言ってたし。
出張入りそうだったし何より遠いし。
申し訳ないから、いいって思ったんだけど。
こっちは行くつもりでいたのに何の連絡もないし、
香典だって気持ちなのに、それを無下に断られても辛い。
それに、早くそばにいたいのに、なんですぐ行っちゃだめなんだ。
だって、こっちだって手続きでバタバタしてるし、
ゆめきちに会いたいって気持ちが本音なくせに、
冷たすぎるし思いやりがなさすぎる。
私に慰めの一つもなくてなんで怒られないとだめなの!?
言い合い。号泣。最悪でした。
電話を切って、冷静になって、漸くあっちの言いたいことというか、
主張が理解できました。
家族って、そういうことなのかな。
相手の悲しみが自分の悲しみで、それまでの自分との付き合いとか、度外視して、
関係性が構築されるような。
家族に対して、わざわざ人を亡くした悲しみを慰めたりしない。
そばにいるだけ。
慰め、優しさを期待することが甘えで、主人は家族。
思えば、慰めなんて、他人がすることな気がする。
主人の気持ちを蔑ろにしてしまったことを、
心から反省しました。
祖父の死は、沢山のことを私に考えさせ、
気づかせてくれたけれど、その中の一つを、
忘れないように。
私たちって家族なんだ。
そう思ったのでした。